ワールドオブタンクスはやればやる程に、奥の深さを実感できるゲームである
高いティアの車輌を、始めたばかりの初心者プレイヤーにロックするなんて事はない
したがって、高ティアの「プレミアム車輌」や「おすすめ戦車」として初心者プレイヤーが課金することで手に入れられることもワールドオブタンクスの魅力の一つで
言い換えれば、初心者でもティアⅧやⅨやⅩの車輌を所有することも可能である
それだけに、ワールドオブタンクスをプレイする戦略と戦術を再確認し
ティアごと、戦車タイプごとの能力や特徴を確認して、生存率・勝率アップをめざそう
ゲームをはじめるために
このゲームを始めるにはまず、World of Tanksの公式サイトから
アカウントの登録およびゲームプログラムのダウンロードを行う
日本人プレイヤーのほとんどは、主にアジア周辺からオーストラリア周辺の人々が集まるASIA領域に登録していることが多いので、
特にこだわりがなければこちらのサイトから登録をするといい
ASIA領域は公式サイトも日本語に対応しており、課金する際も日本での課金方法が複数用意されており、運営会社からもASIA領域での登録することを推奨されている
友人や知り合いとプレイする際の注意点
友達や知り合いと一緒に遊ぶ場合は、全員が同一の領域に登録する必要がある
また、コンソール版やスマホアプリ版とは連携されていないので注意すること
ゲーム開始
初めてワールドオブタンクスにログインすると、ブートキャンプが始まる
頑張ってブートキャンプをクリアすると、自分のガレージ画面が表示されることとなる
ガレージ画面下部には
ソ連・ドイツ・アメリカ・フランス・イギリス・中国・日本・チェコスロバキア・スウェーデン・ポーランド・イタリア
各国の戦車がそれぞれ1つ用意されている
これら11輌の戦車はTier I(ティア・ワン)と言って
このゲームでは最初に配布される基本の戦車たちで
まずはこれらの中からどれか1つを選んで戦闘を行い
経験値とクレジットを溜めていこう
経験値を溜めると
ガレージ画面右上の【研究】ボタンや
ガレージ画面上の 【技術ツリー】ボタンから
「開発」を行える
この「開発」を進めていくことで、改良型の装備やTier II以上の車輌を入手できる
クレジットや経験値の稼ぎ方
Tier Iの戦車は修理費と初期砲身のAP弾(徹甲弾)が無料なので、序盤の資金稼ぎに利用できる
ゲーム中、クレジットがなくなるという緊急事態が起きても、Tier I戦車は修理費と弾薬が無料なので、ここで経験値とクレジットを実戦から稼いでいくと、上位Tier戦車へ乗り換えが楽になる
それぞれの国籍の戦車にどのようなものがあるかは後日このブログでも紹介していくので参考にするといいだろう
どの国籍・戦車が強いかはMAPや運用方法によってもそれぞれ違うので自分のプレイスタイルを見つけ、自分にあった戦車を選ぼう
戦車の開発
全ての国戦車をTier Ⅰから順番に経験値を溜めてTierを上げていく必要は無く
プレイしている中で少しずつ貯まるフリー経験値を利用して、自分の好きな国籍や好みのタイプの戦車を研究し上位Tierの開発を行える
ゲームが進むにつれて、自分に合った研究や開発ができることになる
この国の戦車は使わないと思ったら0クレジットながら売り払ってガレージを空けることができる(1日5台まで売却可能)
戦場へ出る前に覚えておこう
高性能のプレミアム戦車であれば戦果を挙げることができると思い込んで
高ティア車輌に搭乗しているだけで戦果を挙げられるというわけではないのが現実である
そう
あの人も言っていた・・・
「戦車の性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!」
チュートリアルでも敵車輌の側面や背後から攻撃すればダメージを与えることができると言ってるが
実際に敵車輌の側面や背後は、そううまく取れるものではないことを覚えておこう
戦車戦の基本とは
戦車戦の基本は、敵車輌に対して正面もしくは車体を斜めにして隠ぺいを駆使して敵車輌の陣形をを崩し、敵拠点の制圧や敵車輌を殲滅することである
例えるなら
機動性のある車輛で、敵車輌の側面や背後を取りに行くために
敵陣へ単騎で走り込んで行く途中で敵車輌からの集中砲火を浴びて撃破される
これは味方チームの戦力をいたずらに削るだけである
ゲームの目的
ゲームの目的は戦闘に勝利すること
勝利条件を肝に銘じておこう
戦闘の勝利条件は二つ
・敵の拠点を占領
・敵車輌の殲滅
戦闘に勝利条件を満たすためには、大きく下記3点が考えられる
- 敵拠点の占領
敵拠点を占拠することで勝利 - 車輛のタイプによる適材適所
車輛のタイプごとに初動でとるべき行動 - 戦場で孤立しない
多勢に無勢 集中砲火を浴びては撃破は必至
では、上記3点について説明しよう
敵拠点の占領
敵拠点のサークル内に自車輌が入っていることで敵拠点の占領を行える
占領を行える車輌は最大3両で、占領している車輛数が多いほど占領時間が短縮されるが
占領中に敵車輌からの砲撃によってダメージを受けると占領時間はリセットされる
占領中も敵車輌の動きには細心の注意が必要
車輌タイプによる適材適所
車輌のタイプによって、基本的に装甲・火力・隠蔽率・機動力が違う
それとともに、照準速度・照準拡散などの砲撃の特性から、近接戦闘・狙撃などの戦闘方法も違う
自車輌の特性を理解することによって、自車輌がどのような行動をすればいいかが理解できる
では、戦場でとるべきではない行動をいくつか挙げてみよう
重戦車隊に紛れ込んでいる軽戦車
軽戦車は重戦車に比べて、装甲や火力で完全に劣っているので、戦力の無駄遣いである
軽戦車の役割は、敵車輌のダメージを与えるのではなく、観測
軽戦車が観測し、敵車輌の位置をスポットし続け、味方車輛の攻撃目標を明確にすることが軽戦車の目的である
敵車輌がスポットされていれば、味方車輛が攻撃することが可能となる
戦果を焦るあまり、前線の重戦車に紛れてあっさりと撃破されてしまうくらいなら
少し深めのブッシュや林の中で高い隠蔽率を活かして観測し
敵車輌をスポットし続けているほうがチームへの貢献度が高い
高隠蔽車輌の横に来る低隠蔽車輌と発砲
高隠蔽車輌がブッシュなどに身を潜めて砲撃のチャンスを伺っている場所へ、低隠蔽率の車輌が隣に並んで砲撃を開始することは
低隠蔽車輌が発見され敵車輌からの攻撃で高隠蔽車輌まで被弾し最悪両方が撃破される可能性もある
敵車輌にしてみれば、1カ所を攻撃すれば2両に打撃を与えられ、うまくいけば2両撃破のチャンスを与えているようなもの
このような事態は避けなければならない
ほかにも
駆逐戦車の狙撃ポジションで、弾速の遅い砲弾で敵車輌を攻撃する重戦車は、砲弾のの無駄遣いにしかなってない
戦場で孤立しない
味方車輛の隣で攻撃するのはよくないと前述したが
攻撃の基本は敵車輌をいかに撹乱し攻撃するかが戦闘の基本となる
数と数、戦力と戦力のゲームなので、戦場で孤立してしまうと集中砲火を浴びて撃破されてしまう
集中砲火を避けて、チームに迷惑にならない立ち回りとして
味方車輛がスポットした敵車輌の攻撃が可能で
自車輌がスポットした敵車輌を味方車輛が攻撃可能である位置関係が大切である
敵車輌の攻撃によって味方車輛が撃破された場合は
別の味方車輛に援護をもらえる位置まで下がることが大切である
そのためにも、味方車輛との適度な距離を保持することが戦場でチームを勝利に導くカギとなる
車輛特性と、それぞれの役割
ワールドオブタンクスには5タイプの車種と
ティアⅠからⅩまでのランク車輌が国ごとに存在する
車種で言うと
- 軽戦車
- 中戦車
- 重戦車
- 駆逐戦車
- 自走砲
この5種類で、ティアⅣからⅤくらいになるとそれぞれの特徴が顕著に表れてくる
ティアⅠ~Ⅲ車輌で戦車の動きと砲撃の基礎を学び、ティアⅣからⅥ車輌で戦略的な戦術を学びチームに貢献しよう
ティアⅥには魅力的な車輌が各国揃っているためベテラン戦車長でもティアⅥで戦闘を行っている戦車長も多く見受けられる
1500戦~3000戦くらいまでは初心者と言われているので戦闘を重ね経験を積むことが大切である
車種ごとの運用方法
前述のとおり、戦車には5つのタイプがあり、それぞれに特性と特徴の違いがある
各車輌の特性と特徴を説明するので
戦闘に参加する際の車輌選定と戦術の参考にしてもらいたい
軽戦車
軽戦車の装甲は決して強くはないが、素晴しい視認範囲と隠蔽性を備えている
遮蔽物に身を潜め敵車輌を一方的に発見・観測しスポットし続けて
味方車輛に敵車輌の位置情報を伝えることが主な役割である
また、視認範囲内の敵車輌の履帯を破壊することで敵車輌を移動不能に陥らせて
味方車輛の攻撃サポートを行う
この行動により味方車輛が攻撃目標の判断を付けやすくなり
勝敗を決定づける要因にになる
敵車輌に見つからない軽戦車は
攻撃を受けづらく撃破されるリスクを最小限に保てると同時に
敵車輌をスポットし続けることで戦場をコントロールできる車種である
中戦車
同じ中戦車であっても、その車輌性能や特性によって異なってくる
軽戦車よりも厚い装甲と破壊力のある主砲を持ち
高機動性を兼ね備えた中戦車であれば
火力支援をすることが主な任務であり
視認範囲内の敵車輌にダメージを与えることが可能
孤立した敵車輌を接近戦で翻弄し、優秀な機動性と隠蔽性を活かし
高確率で先制攻撃が可能です。
一方で前線防衛支援は
堅牢な前面装甲または砲塔装甲を備えた多用途中戦車や
機動性が低いが優秀な装甲を備えた中戦車の役割となる
支援戦車は中・近距離でのプレイに最適であり
敵車輌を発見・観測し、敵車輌を移動不能に陥らせることが可能である
重戦車
前線で敵車輌との接近戦を行う重戦車は
信頼性の高い装甲と強力な主砲を備え
敵の砲弾を装甲で効果的に阻むことができる
この特性のおかげで攻撃経路に圧力を掛け
最前線で敵車輌からの多大なダメージを阻みながら
敵の進撃を阻止することが主な役割である
オートローダーシステムを備えた重戦車の場合
主砲の単発性能はやや控え目ながら
弾倉内装填速度の速さから素晴しい火力を発揮する
以上のことから
味方を支援しつつ前線では敵車輌の進軍を押し戻すことが可能である
駆逐戦車
中程度の装甲を備えた駆逐戦車は
味方車輌を後方から支援することが主な役割である
高隠蔽率と命中精度の高い主砲、控え目の装甲を備えた駆逐戦車は
スナイパーとして行動し、距離を問わず遮蔽物に隠れながら
敵を発見・観測し狙撃する
オートローダーシステムを備えた駆逐戦車は
支援車輌として行動し、ダメージを阻みながら敵の進撃の阻止を行う
駆逐戦車は、最終防衛ラインや、狙撃を狙う戦車
火力、貫通力に優れ、高隠蔽な車輌も多い
軽戦車が前線で敵車輌をスポットし
後方から駆逐戦車が狙撃するという
理想的なフォーメーションの構築が可能
自走砲
自走砲は、機動性が低く装甲も脆弱ながら
有効射程が非常に長い協力な主砲を搭載している
他の戦車とは違い、砲弾が放物線を描いて飛翔するので、起伏や遮蔽物の影響を受けることなく広い範囲を砲撃することが可能
使用できる砲弾の性能が大きく異なり、戦況に応じた弾種の切替が重要になる
標準HE弾では敵車輌をスタンさせ、近くにいる複数の敵車輌に対して同時にダメージを与えることができる
代替HE弾はスタン効果がないが多少の装甲ならば物ともせずにダメージを与えることができる
戦術AP弾または戦術HEAT弾を使用する際は、正確に命中させなければダメージを与えられないどころか跳弾してしまう可能性がある
しかし正確に命中させることで、重装甲の敵車輌に対して大ダメージを与えることができるため、特に低機動性の車輌を狙撃するのはその能力を発揮する
敵車輌に対して内部モジュールの損傷や搭乗員の負傷を誘発することもできるため
遠距離からの味方の支援に適した車輌といえる