WoT は走り回りながら銃弾の雨を降らせるのではなく
戦局を的確に把握し、正確に敵車輌の弱点を突く
タクティカルなプレイに富んだシューティングゲームである
WoTで最大の武器となるのは戦闘の知識で
5種類の車輌クラスの長所・短所と戦場での立ち回り方を考察
これらの車輌の特性を理解し
搭乗車輌のポテンシャルを最大限に発揮させることが
戦闘を勝利に導くことにつながる
WoT 【軽戦車】 概要
戦場を所狭しと駆け回り、敵車輌対してダメージを与える
軽戦車は戦場の恐怖となる存在である
軽装甲、軽装備のこの車輌は敵車輌との正面から撃ち合うのはなく
戦場のいたる所で敵車輌に対してプレッシャーを与え続ける
軽戦車は高度な偵察車輌であり
チームの「目」として機能させるため敵車輌をスポットした後
いかにスポット状態を継続できるかが軽戦車長に必要なスキルである
動きの遅い大型車両を手玉に取り
味方自走砲を守る後衛の守護者でもある
また、軽戦車はその隠蔽性を活かして
静かに敵拠点へ接近し、相手が予期せぬタイミングで
敵拠点を占領することが可能でもある
ゲリラ戦法は軽戦車の強味であり
敵チームをいかに劣勢状態に持っていけるかが車輌の醍醐味でもある
WoT 【軽戦車】 長所
高機動性
- 大型車両に比べスピーディーで機敏
軽戦車の持つ「加速力」「旋回能力」は敵車輌の陣形を撹乱することが可能
敵陣の直近まで素早く接近することで敵車輌をスポットし
後方の味方車輛の砲撃支援を行える
高隠蔽性
- 車体が小さく姿を隠しやすい
軽戦車は車体が小さいためブッシュに身を潜めることで
敵車輌からスポットされにくい特徴を持っている
この特徴を活かし敵車輌をスポットし続けることが可能である
高視認性
- 視認範囲が広い
軽戦車の視認能力は特筆すべきものがある
その視認能力で敵車輌をスポットすることで
後方の駆逐戦車の狙撃や自走砲の砲撃支援を行える
WoT 【軽戦車】 短所
- 薄い装甲
機動性を優先するために軽量の薄い装甲なので
敵車輌の砲弾が簡単に貫通してしまう - 少ないヘルス量
装甲が薄いため軽戦車のヘルスはとても少ないため
敵車輌の砲撃に対して受けることのできるダメージ量が非常に少ない - 火力が弱い
車輛軽量化のため搭載主砲も小さなものであるため
主砲火力は非常に弱い
WoT 【軽戦車】 戦略
敵チームの装甲の薄い車輌、静止している駆逐戦車、自走砲を狙う
スピードを活かした偵察を行う
敵陣地の占領または自陣地の防衛
WoT 【軽戦車】 注意事項
強力な砲を持つ車輌、体当たりを仕掛けてくる車輌
敵の砲撃または不注意運転で移動不能になること
機動性が制限されるスペースの無い場所
WoT 【軽戦車】 スキル向上のために…
軽戦車は火力や装甲を犠牲にしながらも
その機動力を活かして偵察任務を行う車輌である
主任務としては偵察であるが
戦局に応じて機動力を生かした後方錯乱や奇襲も行うこともある
小さな車体をブッシュに隠しての偵察(置き偵察)や
機動力を活かした偵察(走り偵察)を行い
味方車輛に敵車輌の所在を伝えることが重要な役目である
高い機動力を持つ反面
ヘルスが少ない上に装甲が薄いので
重戦車や駆逐戦車といった
火力の高い車輌の一撃で撃破される可能性が高い
中戦車との境界が曖昧な低Tier帯であればともかく
各車種の特徴が顕著になってくるTier5以降では
視認範囲や隠蔽率などの能力を把握しておかなければならない
WoT 軽戦車で、行うべきではない行為
以下の行為は基本的には行うべきではない行為である
限定された状況下では役に立つ場合があるが
そういった可能性のある行為は極めて少なく
やる意味がまったくない場合がほとんどである
開幕特攻
軽戦車の主な役割は味方に視界提供すること
開幕直後に敵拠点深くまで飛び込めば
敵車輌の初期布陣を明らかにでき
運が良ければ敵自走砲を早々に撃破できる可能性もわずかながらある
しかしその代償として
自分も撃破されてしまう可能性が極めて高く
初期配置の情報はそこまでして手に入れる程の重要性は皆無である
そして、貴重な視界ソースを
早期に失った味方チームの苦戦へと繋がることになる
その結果
自身の勝率をはじめとする様々な戦績も下がりまったく利益を生まない
少しでも長く生き残って
視界提供を続けた方がチーム全体
ひいては自分自身にとっても有益であり
得られる経験値やクレジットも多くなる
体当たり
他の戦車と比べて軽戦車の速度は速いが
ぶつかれば敵車輌に多少なりともダメージを与えられる場合はあるが
軽量かつ装甲が薄いのでこちらの方が大損害を受ける結果となる
重戦車に対して体当たりを行っても
ダメージを与えるどころか自車輌が一方的に
大ダメージを受けて撃破されるだけである
味方車輛の押し役
押す味方車輛の重量に対して
軽戦車のエンジン出力が低いので
押してもまったく意味が無い
むしろ、押されている側にとっては
停止や方向転換の妨げとなることもあり
それが原因で押していた味方が撃破されてしまう事もある
そんな時間があるのであれば
偵察なり裏取りに向かった方が
よっぽど味方のためになる
後方狙撃
単発火力の低い軽戦車が
駆逐戦車のいるような後方でポジショニングしても
狙撃をしても重装甲を貫通する貫通力があるわけでもなく
弱点を狙える精度も不足しているのでまったく意味がない
むしろ、戦場の邪魔者にしかなっていない
軽戦車の団体行動
所在の定かでない敵車輌が居る局面において
複数の軽戦車が同じ場所に集まるのは戦力の無駄遣いである
偵察役の視界が重なっても
狭い範囲でしか敵車輌を索敵できず
逆に索敵の範囲外から敵車輌の進行を許してしまうことに直結する
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