照準の基本操作
優れた戦車で出撃しても、敵車輌を正確にい撃破できなくては、意味がない
照準には照準拡散と照準速度があり、狙った目標を狙い通りに集弾させるために
照準の仕組みと、照準の設定方法につて理解を深めることにしよう
参考のため、照準のマウス感度調整方法も記述している
照準拡散と照準速度
照準拡散と照準速度は戦闘を行う上で重要な要素の一つ
自車輌の照準拡散と照準速度に見合った操作が要求される
照準拡散と照準速度についての理解を深めることが戦績向上スキルのひとつといえる
照準拡散
照準拡散とは、別名着弾分布とも言い砲弾を発射した際に、着弾する範囲を示している
着弾分布は、主に砲塔や車体が動くことによって照準サークルの大きさが変化する
照準サークルが大きいときは砲撃の精度は悪くなり
砲撃の精度が悪いときは照準サークルが大きいといえる
(上図)照準サークルが敵車輌より大きいと、命中率は低下する
(上図)照準サークルが敵車輌の中に入っていると命中率が高くなる
したがって、砲撃の際は自車輌をしっかり停止させた状態で照準サークルが最小の状態になったのちに砲撃することが基本となる
照準速度
照準速度とは、照準サークルが敵車輌を捉えてから最小になるまでの速度(時間)のこと
照準速度が早ければ、敵車輌を捉えてから砲撃に移行しやすくなる
特に動いている敵車輌に対して有効に作用しやすい
車輛の識別
マウスの操作で視界と視野を変えることができるが
視界内と視野内に車輌がいる場合
照準サークルに車輌の輪郭が映し出される
照準から射撃に移行する際に気を付けないといけないのは
・絶対に見方を誤射しないこと
・敵車輌の貫通ポイント(弱点)に照準を合わせること
・照準サークル(絞り)が最小になるまで射撃は控えること
・上ズレ、下ズレに対応した照準を行うこと
照準サークルを対象の戦車に合わせたときに
戦車が「緑色」は味方戦車
戦車が「赤色」は敵戦車
照準レスポンスの調整
対象物に照準サークルを合わせるとき、マウスの動きに対して敏感すぎたり鈍感すぎたりしては、狙える目標に対して照準絞りも安定せずに無駄に砲弾を消費する結果を招く
照準のレスポンスは設定画面から調整ができるので、自分のマウス感度に応じた調整を行うことが必要になる
調整の仕方は
ガレージ画面左上の歯車マークから「設定」を選択
設定画面から「操作設定」タブをクリック(①➡)
操作設定画面の右側にマウス感度の設定がある(②➡)
マウス感度の設定内容は
・通常視点モードでの照準
・スナイパーモードでの照準
・自走砲モードでの照準
・弾道視点モードでの照準
の4項目について調整が可能
マウス感度の調整が終了したら、必ず「適用」をクリックしてから「OK」をクリックしないと調整が反映されないので注意(③➡)
自動照準
敵に照準を合わせて右クリックすると自動照準が開始され
照準が敵を自動で追尾するようになる
解除はEキー、もしくはもう一度右クリック
自動照準は単純に敵の中心を狙うだけなので
偏差射撃や弱点への狙撃はできない
敵車輌が非発見状態になるか描画範囲外に出た場合は自動的に解除される
自動照準中に他の敵に照準を合わせて右クリックした場合そちらの敵を追尾するようになる
砲塔の固定と車体のロック
砲塔の固定
マウス右クリックでボタンを押している間は
照準(砲身と砲塔の動き)を固定
照準の固定中はマウスを動かしても砲は動かずカメラだけが回り
照準を固定したまま周囲の様子を確認できるようになる
また、照準を固定したまま射撃も可能
敵に照準を合わせいてる場合は自動照準が優先される
車体のロック
Xキーで、車体のロック(パーキングブレーキ)のON/OFFを切り替える
(全周旋回砲塔を持たない駆逐戦車や自走砲のみ)
車体のロックを有効にすると、視線移動に合わせた車体の旋回が無効になり
砲身の射界の範囲内でのみ照準を移動させることができるようになる
車体の旋回は照準の拡散が大きく
停止時に発動する拡張パーツの効果が解除されてしまうため
意図せずこれらが発生しないよう防止する効果がある
車体のロックの有効時は左下のステータスパネルに(!)の表示が出る
特殊モードを持つ車両のモード切替とキー割当が共通
全周旋回砲塔のない駆逐戦車の場合は、スナイパーモード時に自動的に車体のロックがONになり、カメラの操作が射界の範囲内に限られる
スナイパーモード中にXキーで車体のロックの切り替え可能
設定の一般タブから
「スナイパーモードでの車体の自動ロックを有効化」の
チェックを外すとスナイパーモードに入った時の車体のロックをOFFにできる
「Shift」キーで砲手視点(スナイパーモード)のON/OFF、自走砲は俯瞰視点のON/OFF