海外旅行で身を守るために知っておこう!外国で職務質問されたときの対処方法

海外で職務質問されたときの対処方法 リスク回避

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もし、海外旅行に行って、外国の警察官から職務質問をされ、パスポートや身分証明書の提示を求められたら、どうすれば良いのだろうか?

突然の警察官の職務質問に驚き、動揺するかもしれない。しかし、こちらの対応次第では、大変なことになる可能性もある。

今回は、あなたの身を守るための大切なことをお届けしよう。

警察官からの職務質問なんて他人事と思っている人へ

外国で警察官から職務質問を受けた。

そして、パスポートの提示を要求された

さぁ、あなたなら、どうする?

当然、すぐにパスポートを出すだろう。

しかし、急いで渡すのは待ってほしい。

本物の警察官じゃなかったら、大変だ!

①本物の警察官かニセモノか見極めよう

まず、はじめにするべきことは、本当に警察官か?の確認だ。

では、どうやって確かめれば良いのだろうか?

見るべきポイントを解説しよう。

◆見分けるポイント2つ

1、警察官の人数

通常、警察官は、2人1組で行動することが多い

1人だと、怪しいので要注意。

2、場所

パトカーから降りてきたとか、警察署なら信用しても良いだろう。

相手が単独で、街の中で突然声をかけられたら警戒しよう。

本物と判断したらパスポートのある場所を伝えよう

警察官が本物だと判断したら、次に、どこにパスポートがあるか伝えよう。

ここで重要なのは、「伝える」であって「取り出す」ではないことだ。

たとえば、上着の内ポケットに入れているなら、警察官に「上着の内ポケットにある」と伝える。

上着の内側に、いきなり手を突っ込んで取り出すのは厳禁だ。

なぜなら、日本じゃ考えられないが、外国では、脇の下や腰、ズボンの後ろ側に銃を隠していることが多い。

だから、警察は、相手が上着の内側に手を入れることに警戒している。

さらに、あなたの動きが早いと、警察の警戒心が上がって、身柄を拘束されることもあるから気をつけよう。

マスター
マスター

警察の前では、

ゆっくり動くことを心がけるのだ。

警察官からの指示を聞こう

警察官からパスポートを自分で取り出せと言われても、即座に上着に手を入れてはいけない。

手順は以下の通りだ。

  1. ゆっくり上着をめくり、武器を持っていないことを目視してもらう
  2. その次に、人差し指と中指でパスポートを取り出す
  3. パスポートをゆっくり取り出したら、警察に渡そう

人差し指と中指を使う理由

警察官を安心させるため

人差し指と中指では銃の操作ができない=安心

もし、警察官にパスポートの提示を求められたら、この順序を思い出してほしい。

場合によっては、上着をめくったときに、警察がパスポートを取り出すことがある。

これは制服を着た警察官に限った行動だから、しっかりと覚えておこう。

注意すべきこと

上着をめくって見せるのは、制服を着た警察官にだけにしよう。

私服の警察官や相手が単独の場合は、ニセモノの可能性もあるから要注意だ。

必ず制服を着た、2人組の警察官の前で、パスポートを渡そう。

もし、警官バッヂを見せられても信用してはいけない。

国によっては、「本物の警察バッヂ」が、闇市などで流通しているからだ。

また、麻薬やニセ札の捜査だと言って、財布を見せるようにと言われたら、警戒しよう。

警察官が職務質問で、財布を出せとは言わない。

外務省のホームページでも注意喚起されている。

ヴィッキー
ヴィッキー

日本の感覚だと、警察の職務質問とかありえないと思いがちだよね

ソフィー
ソフィー

そうね。

でも、国際便の到着時刻や出発時刻が、現地の深夜や早朝だった場合は、現地の人が出歩かないような時間帯になるわ

マスター
マスター

そんな時刻には、一般警備員の他に

警察官が巡回警備していることが多いのだ。

油断は、禁物だぞ。