ロジクール ゲーミングヘッドセット｜おすすめはワイヤレス！実際の使用感をレビュー

ゲーミングには意外と大切なもの。それは「ヘッドホン/ヘッドセット」である。

ヘッドセットをしてプレイしたことがない読者諸兄にはわかりづらいと思うが
「PCのスピーカーからの音」と「ヘッドセットからの音」は、かなり異なるのだ。

簡単に違いを述べると、ヘッドセットからの音は
・サラウンド機能があるため、音の上下左右の移動を聞き分けやすい
・耳に近い場所で音が鳴るため、音の遠近感を感じやすい
・細かい音（小さい音）の聞き分けが容易にできる

これらの違いにより、WoTのプレイで例えるなら…
敵車輌から発射された砲弾がどの方向から飛来して、
どの方向に着弾したかを聴覚で感じることができる。

敵車輌の位置を予測しやすくなるため、
被弾を察知し「身を隠す・移動する・防御する・攻撃する」などの対処が行いやすくなるのだ。

WoTでは、砲弾の飛来する方向だが、他のFPSゲームでは敵の足音などで判断がしやすくなる。

しかし、ヘッドホン／ヘッドセットの種類によっては

・長時間の使用は耳が痛くなる
・重みがしんどい
・コードがわずらわしい（有線の場合）
・席を離れるたび、着脱するのが面倒（有線の場合）

…などの悩みが発生する。

しかも、販売されているヘッドホン／ヘッドセットの種類は多く、値段も様々。
人気のメーカーや注目のブランド、
家電用品売り場の店員さんのおすすめなどを選べば良いのか？
わからない人も多いことだろう。

そこで今回は、実際にマスターが使用して
使い心地・機能・性能ともに「快適」と思ったヘッドセットを紹介しよう。

ヘッドホン／ヘッドセットは欲しいが
どれを買えば良いかわからず悩んでいる人のお悩み解決につながれば嬉しい。

コスパ最高！使用感・機能・性能・価格 バランスの良いヘッドセットはこれだ！

ズバリ、結論から書くと、おすすめのヘッドセットはこれだ！

モデル名称：Logicool G ゲーミングヘッドセット G535
PC PS5 PS4 対応
LIGHTSPEEDワイヤレス ヘッドセット マイク付き
Dicsord 対応
立体音響 2.1ch サラウンド
ステレオ USB

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このヘッドセットは、実際にマスターがWoTをプレイするときに使っているものである。

Logicool Gにはほかに、G7・G3・Proシリーズがあるが
ヘッドセットに必要な要件を満たした最低限で最高の製品が
今回紹介するものといえる。

また、ゲーム以外でも、
LINEやSkype、Discodeなどで音声チャットをする際にも使用している。

私の体験をもとにしたレビューも含めて、おすすめする理由は、次の通りだ。

Logicool G ゲーミングヘッドセット G535をおすすめする理由

良いと思う点は多数あるが、主要な理由は以下の７つである。

①長時間使用しても耳が痛くない
②軽い
③コードがないので邪魔にならず離席も可能
④ゲームサウンドの臨場感を聴覚で感じることができる
⑤マイクが口に近いため周囲の雑音が入りにくい
⑥ゲームの音と人の音声が聞き分けやすい
⑦マイクを跳ね上げるとマイクだけOFFになるのが便利

理由①と②は、体への負担軽減、
③はストレス軽減と操作性の向上、
④は、ゲームの楽しさ倍増や戦績アップにつながる。

⑤⑥⑦は、FPSゲームプレイには必要な、ゲーム内のボイスチャットが快適になり、
スムーズなコミュニケーションにつながる。（＝戦果、戦績アップ）

Logicool G ゲーミングヘッドセット G535は耳が痛くならない

ロジクール G ゲーミングヘッドセット G535は
耳をやさしく包んでくれる「オーバーイヤー型」である。

耳を圧迫したり、耳の穴に差し込んだりするタイプではないため、
耳への負担がかなり少なく快適だ。

「オーバーイヤー型」と言われてもピンとこない人のために
ヘッドホンの種類についても少しふれておこう。

ヘッドホン／ヘッドセットの種類を知ってお気に入りをみつけよう

ヘッドホン／ヘッドセットの種類には、大きく分けて以下の４つのタイプがある。

オーバーイヤー型

オーバーイヤー型とは、完全に耳たぶ全体を覆う形のヘッドホンのこと。
耳が密閉されるため、外部の音を完全に遮断することができて、音漏れの心配もない。

耳をすっぽりと覆う形のため耳たぶへの負担も少なく、
長時間の装着でも耳が痛くなる心配もなくなる。

音質を重視する人には、オーバーイヤーがおすすめ。

しかし、オーバーイヤー型は本体が大きくなり、全体的に重量が重くなるデメリットもある。

オンイヤー型

オンイヤー型は、イヤーパッドが耳たぶを押さえるようなタイプのヘッドホンのこと。
オーバーイヤー型よりも本体を小型化できるため、ポータブル使用に向いている。

耳にのせるようなイメージでの装着であることから、
耳たぶに負担がかかり、長時間使用では耳が痛くなることもある。

完全に耳を覆うタイプのオーバーイヤー型よりも音質的には低くなるが、
コンパクトで軽量な点がメリットだ。

オンイヤー型のヘッドホンは、価格も安い商品が多い。

カナル型

カナル型とは、イヤホンの先端に耳栓に似た形状の「イヤーピース」が付いた密閉型イヤホン。

音楽プレイヤーなどで移動中に音楽を聴くイヤホンでは主流のタイプだ。
製品の数がとても多く、デザインやカラーも豊富。

カナル型イヤホンはイヤーピースを耳の奥に入れて使用するため、
フィット感に優れ遮音性が高く、密閉度が高いため低音再生にも優れる。

ライブ会場にいるかのような音の迫力を求めている方は、カナル型のイヤホンがおすすめ。

ただし、人によっては圧迫による疲労感を覚えてしまったり、
耳の穴が痛くなったりしてしまうこともある。

長時間装着する場合は、定期的に外して耳を休ませるといった対策が必要である。

インナーイヤー型

インナーイヤー型とは、カナル型と異なり、耳の奥へ入れ込むイヤーピースがない。
耳の入り口にある耳甲介（じこうかい）と呼ばれる部分にイヤホンを引っ掛けて装着するタイプだ。

圧迫感がなく周囲の音が聞き取りやすいといった特徴がある。

耳の形や大きさなどによって、
自分に合ったイヤーピースが見つからないという場合には、
インナーイヤー型がおすすめ。

ただしカナル型よりも遮音性が低く、音漏れしやすいというデメリットもあるので注意。

カナル型と同様に、長時間装着していると、耳の穴が痛くなったりすることもあるので、
定期的にイヤホンを外して耳を休ませるといった対策が必要である。

Logicool G ゲーミングヘッドセット G535は軽い

「G535」の本体重量は236gと、ワイヤレスヘッドセットの中でもトップクラスの軽さだ。

取りつけ高さを調節できる、
サスペンション式のヘッドバンドの採用により頭頂部の負荷を分散させ、
柔らかで通気性に優れた素材のメッシュ製生地を用いたイヤーパッドが
締め付け感を軽減して、長時間使っても快適に過ごせる。

ナイロンやレザーのイヤーパッドは、汗で不快感があり個人的には好みではない。

オプションでヘッドバンドを交換できるので、ヘッドバンドの耐久性に不安がある人にも安心だ。
さらに、自分好みにカスタマイズも可能。

着脱方法も、引っかけるだけなので簡単である。

ちなみに236ｇは、およそ「みかん２個分」と同等だ。

ヘッドセットだけはコードレスをお勧めする理由

これまで「左利きにおすすめのマウス」や「片手キーボード」の記事では、「有線」を推してきた。

しかし、
ロジクールのヘッドセットなら「ワイヤレス（無線）」
…を、おすすめする。

まず、ヘッドセットとパソコンの間にコードがないため
マウスやキーボード操作の妨げにならない。

そして、ワイヤレスで一番気になるのが「遅延」なのだが
ロジクールのヘッドセットには、2.4GHz/5GHz・Bluetoothとは違う、ロジクール独自のワイヤレス技術「LIGHTSPEED」テクノロジーを搭載しているため
遅延が少なく、安定した接続性がある。

また、最大12mの範囲で無線によるワイヤレス通信が可能で
ヘッドセットを装着したままの離席も問題ない。

1回の充電で約15時間の連続使用のヘッドセットが多い中
この製品は約33時間の連続使用ができ、長時間のプレイにも対応可能である。

ゲームにおいてのPC周辺機器「有線・無線」の選び方

快適なゲーム環境実現のためのPC周辺機器は

・マウス
・キーボード
・ヘッドホン/ヘッドセット

この３つのデバイスは必需品だ。

マウス、キーボード、ヘッドホン／ヘッドセット、どれも選択肢として有線と無線がある。
では、どれを有線にして、どれを無線（ワイヤレス）にすべきか？

おすすめは、マウスとキーボードは有線、ヘッドセットはワイヤレスだ。

理由は、それぞれの機器が処理するデータ量の違いにある。
マスターは、「ゲーム環境の向上＝パソコンへの負荷の軽減」と考えている。

予めPCに内臓されているハードウェアを使用する周辺機器は、
PCの負担が大きくなり、ゲーム遅延の原因にもなる。

パソコンや周辺機器がサクサク動く状況をつくり、
なおかつ、マウスやキーボードの操作がスムーズに行えるとゲームの楽しさも大きくなる。

ちなみにロジクールワイヤレスヘッドセットは、
受信機がUSBに挿すタイプなので受信機能がパソコンのスペックに左右されにくい。

また、コンソールゲーム機にも使える。

USB-A端子であるため、スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末への接続はできない。

チャットワークやライブ配信にも使える

多人数でゲームを行う場合、

例えばWoTで小隊を組んで戦闘するなら、

・ゲームサウンドと音声の聞き分け
・相手への音声の聞こえ方

ゲームへ没入するためには、この２点は重視したいところである。

まず、ゲームサウンドと音声の聞き分けについては、
G535を使用した場合、非常に聞き分けやすいと感じた。

これは、重要なスピーカー部に40ｍｍドライバーを採用することで、
オーディオ再現能力が高いためである。

また、音量の調整も回転ダイアル方式のボリュームコントロールが
左側イヤーカップに内臓されている。

気になるのは、相手への聞こえ方だ。

プレイ中のチャットで、
こちらの音声が不明瞭だったり、雑音が入る場合、
相手にとっては、かなりのストレスとなる。

結論から言うと、これも全く問題ない。

このヘッドセットで通話しながら
手元でビニール袋をもんでガシャガシャしてみたが
相手には聞こえていなかった。

これは、ゲーム内チャットに限らず
リモート会議においても、重要な事項であると言えるだろう

チャットワークを快適にする要因は、マイクにある。

ロジクールGゲーミングヘッドセットG535のマイクは、長さ約12cmのブーム式。
口元にマイクが来るタイプだ。

口元に近いため周囲の環境音をノイズとして拾わず、
マイクのノイズキャンセリング機能も高いためクリアな音声だけを相手に届けてくれる。

また、マイク以外でも雑音の原因となるのが、有線の接続部分だ。

有線の場合、
ヘッドセットとPCを3.5ｍｍミニプラグでオーディオ接続ジャックへ接続する。

しかし、ケーブル接続するジャックとの接触不良で、
相手のスピーカーへ雑音が混じって伝わることがあり、
その都度、プラグの接続チェックを行う必要もあった。

その点、ワイヤレスなら接続不良による雑音は皆無だ。

これは、eスポーツプロゲーマーのみならず、
すべてのFPSゲーマーに向けて最適に開発・設計されたヘッドセットであると言えるだろう。

Logicool G HUBをインストールし、G535を登録すると
・イコライザー機能でオーディオのチューニングが可能
・ゲーム内のDTSサウンドの再現性が向上
・自分の声をヘッドフォンから聞ける
・ライブ配信などでのVO（ヴォーカル音）を確認できる

Logicool G ゲーミングヘッドセット G535はマイクのOFFが超簡単

チャットをしているとき、咳やくしゃみをしたくなることもあるだろう。
しかし、マイクをONにしたままでは相手に不快な思いをさせてしまう。

ロジクールGゲーミングヘッドセットG535のマイクは、
跳ね上げるだけでマイクがOFFになり、こちらの音声をミュートすることができる優れものだ。

こちらの音を相手に伝えたくないときは、マイクをポンと上げ、収納するだけでOK。

特筆すべきほどのことではないと思うかもしれないが、これがけっこう便利なのである。

Logicool G ゲーミングヘッドセット G535の詳細

本体サイズ
本体重量: 236g

技術仕様
ドライバ: 40mm
周波数特性: 20Hz-20kHz
インピーダンス: 36Ω
感度: 87.5dB SPL/mW
Discord認定: 非常にクリアなコミュニケーション
マイク（ブーム）
指向性パターン: カーディオイド（単一指向性）
周波数特性: （100Hz～10KHz）
ワイヤレス通信可能範囲: 最長12m
バッテリー寿命（充電式）: 33時間
電池寿命は、ヘッドセット音量を50%に設定した場合に基づきます。

システム要件
USBポート
LIGHTSPEED：Windows® 10、macOS X 10.14以降
（任意）インターネット接続環境
（Logicool G HUBソフトウェアのダウンロード時に必要）
高度な機能には、Logicool G HUBソフトウェアが必要support.logicool.co.jp/ja_jp/downloads から無料でダウンロード可能。

対応プラットフォーム
・Windows 10
・macOS X 10.14 以降

同梱物
製品本体　本体色：ブラック
リバーシブル ソフトヘッドバンド付属（装着済み）
LIGHTSPEED USBレシーバー
USB-C充電ケーブル
取扱説明書、保証規定、保証規定

ロジクールHPより引用
https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-audio/g535-wireless-headset.981-000976.html

・本製品は、日本向け製品であるため、
　EUの法律で定められた安全性能基準である
　「CEマーク」の記載はないが、品質には問題はない。
・本製品は、RGB発光するタイプではない。

＝＝ SPECIAL THANKS ＝＝＝

挿絵・イラスト提供は、GRACEさんです。
イラストACサイトから、作品をダウンロードできます。
GRACEさんの作品はコチラ